ホイットニー・ヒューストンの名前を聞くと、ある年代以降の人は映画『ボディーガード』の脚光と、その後の薬物使用による逮捕や不慮の死といったイメージが強いかもしれません。
しかし’80年代後半の活躍は眩しいほど輝かしいものでした。(文中敬称略)
”ホイットニー・ヒューストン” 1985年のファースト・アルバムが大ヒット
アメリカの歌手(後に女優も) ”ホイットニー・ヒューストン / hitney Houston” は、1985年リリースのデビューアルバム ”Whitney Houston / そよ風の贈りもの” が大ヒットして一躍スターダムの階段を駆け上がりました。
2年後の1987年発売のセカンド・アルバムも大ヒット。1990年代には映画『ボディーガード』に主演し、サウンド・トラックがグラミー賞を受賞。
通算6度のグラミー賞を獲得した、1980年代後半から1990年代を代表するスーパースターでした。
ファースト・アルバム『Whitney Houston』から3つの全米No.1ヒット曲
ファースト・アルバムからは3つの全米No.1ヒット曲が生まれています。当時はテレビやラジオでよく耳にした曲ばかりです。
日本盤の曲順は間違い?
ホイットニー・ヒューストンの傑作デビューアルバム「Whitney Houston」は、2010年に「25周年記念」のスペシャルエディションも発売されています。
しかし実は、日本で発売されたデビューアルバム(邦題:そよ風の贈りもの)は、米国のオリジナルアルバムと曲順が違っています。A面とB面が逆になっているのです。人的ミスか? 意図があるのか?
「曲の盛り上がり方に違和感を覚える」と批判するファンもいます。日本盤アルバムのジャケットは水着の写真なので見分けることが可能なので、気になる方は要チェックです。
ホイットニー・ヒューストンの「セカンド・アルバム」も更に凄かった
1985年にデビューアルバムで大ブレイクしたホイットニー・ヒューストンは、2年後の2枚めのアルバムでも更に人気に勢いを増し、7曲連続で全米No.1となる快挙を達成しました。
ホイットニー・ヒューストンのセカンド・アルバム
1985年リリースのファースト・アルバムが大ヒットし、全米No.1のシングルを3曲ヒットチャートに送り込んだ ”ホイットニー・ヒューストン / hitney Houston” 。
1987年に発売したセカンド・アルバム ”Whitney / 邦題:ホイットニーII~すてきなSomebody” も続けて大ヒット。
シングルカットが”7曲連続”全米No.1の快挙
ホイットニー・ヒューストンのセカンド・アルバムからシングルカットされた4曲も全て全米ヒットチャートNo.1を達成。デビューアルバムの3曲と合わせて7曲連続No.1の快挙となりました。
Whitney Houston – I Wanna Dance With Somebody (1987年)
Whitney Houston – Didn’t We Almost Have It All (1987年)