バブル時代末期の1991年に購入した ”ジャネット・ケイ / Janet Kay” のベストアルバム(日本向け特別企画)の心地良い歌声に、何度となく心が洗われました。レゲエ(ボブ・マーリー)を聴くきっかけとなったのもこのCDでした。(文中敬称略)
『LOVIN’ YOU: BEST OF J.K.』ジャネット・ケイのベスト盤がレゲエへの扉を開いた
正直言って、それまでは「レゲエ」という音楽ジャンルがよく分かっていませんでした。1991年に日本だけの特別企画で発売された ”ジャネット・ケイ / Janet Kay” のベストアルバム ”LOVIN’ YOU: BEST OF J.K.” をショップでふと手にして衝動買いしたその時までは。
残念ながら既に廃盤となってしまったこのベストアルバムは、ジョン・レノンの ”イマジン / Imagine” のカバーまで収録されており、レゲエに馴染みがなかった者にとっては貴重な入門編となりました。
かなりソフトではありますものの、レゲエのリズムというものを知るには十分で、後に私が “ボブ・マーリー / Bob Marley” を聴くようになったのは、間違いなくこのCDの影響でした。
ジャネット・ケイの代表曲のYouTube動画
アルバムタイトルかつジャネット・ケイの代表曲とも言える ”ラヴィング・ユー / Lovin’ You” のパフォーマンス。
アルバム ”LOVIN’ YOU: BEST OF J.K.” には収録されていないものの、ジャネット・ケイの1979年の大ヒット曲 ”シリー・ゲームス / Silly Games” がこちら。
ジャネット・ケイは英国出身、ジャマイカの国民的英雄の子孫
ジャネット・ケイは1958年に英国ロンドンで生まれました。両親はジャマイカ人です。ジャマイカの国民的英雄 ”ポール・ボーグル / Paul Bogle” の子孫と言われています。
ポール・ボーグルは、1865年10月にジャマイカで起きた、黒人差別に反対する暴動『モラント湾の暴動(ジャマイカ事件)』を主導した人物で、暴動の2週間後に死刑を宣告、執行されました。 ジャマイカ事件ーWikipedia