80’s洋楽(私が10代~20代の頃に好んで聴いていた)の中で「最も印象に残っている」女性シンガーのひとりは、迫力あるハスキーボイスの ボニー・タイラー / Bonnie Tyler。
洋楽ファンでなくてもテレビドラマ『スクール☆ウォーズ』主題歌「ヒーロー」のオリジナル曲の歌い手といえば「へー」という人もいるでしょう。(文中敬称略)
ボニー・タイラー(Bonnie Tyler)80’sの洋楽で最も印象的な歌声
1990年代の初めの頃、洋楽80’sの10枚組CDを購入して繰り返し聴いていました。
その中で特徴のあるハスキーボイスと迫力で最も印象に残っている曲のひとつが、ボニー・タイラーの「Total Eclipse of the Heart(邦題:愛のかげり)」でした。
『愛のかげり』Total Eclipse of the Heart
邦題『愛のかげり』・・・この頃の洋楽の日本語タイトルには、やたらと「愛」という言葉が多い印象。覚えにくいです(笑)
Bonnie Tyler – Total Eclipse of the Heart(1983年)
映画フットルースの挿入曲~『ヒーロー』Holding Out For A Hero→日本語カバー曲がドラマ主題歌に
1984年のヒット曲「Holding Out For A Hero」は、映画『フットルース』の挿入歌。
日本では1984年~85年に放送されたテレビドラマ『スクール☆ウォーズ』の主題歌として、麻倉未稀が日本語カバーの『ヒーロー HOLDING OUT FOR A HERO』としてリリース。
ロングセラーとなりました。
Bonnie Tyler – Holding Out For A Hero (1984年)
ちなみにテレビドラマ『スクール☆ウォーズ』は青春TVドラマの金字塔とも言われています。
かつて全日本の名フランカーとして鳴らした山口良治氏が、京都伏見工業高校ラグビー部を率いて全国大会優勝を果たすまでを綴った『落ちこぼれ軍団の奇跡』(馬場信浩著)を題材にした、実話に基づいたドラマ。
Amazonの「商品の説明」より引用
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ポリープ手術後にハスキー声に→大ヒット曲が生まれる
ボニー・タイラーは英国ウェールズの出身。ナイトクラブ等でバンド活動を約10年続けた後、1975年にレコードデビュー。
1977年頃に声帯ポリープの手術後に無理をして発生したために「かすれた声」になってしまいます。
ところがそのハスキーボイスで歌った「It’ s a Heartache(邦題:愛は哀しくて)」が各国で大ヒットしたのです。
Bonnie Tyler – It’ s a Heartache(1977年)
ブライアン・アダムスの「フロム・ザ・ハート」もカバーしている
ハスキーボイスの魅力「ブライアン・アダムス」の名曲を聴いてみよう で書いた「Straight from the Heart 」もカバーしています。
やはりこの曲はハスキーボイスならではの魅力です。