音楽番組「ベストヒットUSA」で最も目立っていたダリル・ホール&ジョン・オーツ。 ふと聴きたくなる、その’80年代のヒット曲4つを公式YouTubeからピックアップしてまとめてみました。(文中敬称略)
ベストヒットUSAに最多登場、Daryl Hall & John Oates
’80年代の伝説的音楽番組「小林克也のベストヒットUSA」で最も印象的だったアーティストは「ダリル・ホール&ジョン・オーツ」でした。
たまたまその放送期間に大ヒットを連発したということもありましょう。実際に番組へのゲスト出演が最も多かったという情報もあります。
What was your first @halloates album? pic.twitter.com/NHEbjAvpgr
— Hall & Oates (@halloates) 2017年8月14日
「ベストヒットUSA」の印象が強いために1980年代に登場したアーティストと思われがちですが、レコードデビューは1972年。
’70代に、サラ・スマイル(1976年)、リッチ・ガール(1977年)といったヒット曲を出しています。
とにかくカッコ良かった「プライベート・アイズ」
まず強烈な印象をもたらしたのは「プライベート・アイズ」でした。
プロモーションビデオ(PV)ブームの黎明期にあって、そのビデオのインパクトは強く、食い入るように動画に見入っていたものです。レコードジャケットも最も好きなうちの一枚かも。
(まだ家庭用ビデオテープが高価な時代。私の家の環境では音楽番組を録画して繰り返し観るということはできませんでした)
(1981年11月7日付〜11月14日付、2週連続全米No.1)
Daryl Hall & John Oates – Private Eyes
「フィジカル」を阻止した「アイ・キャント・ゴー・フォー・ザット」
オリビア・ニュートン=ジョンのイメチェン曲「フィジカル」が1982年1月25日から9週連続全米No.1の大ヒットを続けていました。
(「フィジカル」に興味がある方は オリビア・ニュートン・ジョン「衝撃だった」ザナドゥからフィジカル もお読みください)
その「フィジカル」の10週連続No.1獲得を阻止したのがこの「アイ・キャント・ゴー・フォー・ザット」です。
「フィジカル」の直前のNo.1は「プライベート・アイズ」だったので、ホール&オーツでオリビア・ニュートン=ジョンをサンドイッチした結果となりました。
(1982年1月30日付、全米No.1)
Daryl Hall & John Oates – I Can’t Go For That (No Can Do)
これまた大ヒット「マンイーター」
(1982年12月18日付〜1983年1月8日付、4週連続全米No.1)
Daryl Hall & John Oates – Maneater
現時点で最後の全米No.1「アウト・オブ・タッチ」
(1984年12月8日付〜12月15日付、2週連続全米No.1)
Daryl Hall & John Oates – Out Of Touch
アウト・オブ・タッチ/ Out Of Touch を含む、ホール&オーツ最大の売り上げを記録したアルバム『H2O』。
ダリル・ホール&ジョン・オーツの現在
1980年代に大活躍のダリル・ホール&ジョン・オーツは(2018年7月)現在でも、デュオでコンサートを行っています。
2014年ロックの殿堂入り
ダリル・ホール&ジョン・オーツは2014年に「ロックの殿堂」入りしました。
ちなみに、’70~’80年代に口ひげがトレードマークだったジョン・オーツは現在ではひげをたくわえていません。
— Hall & Oates (@halloates) 2018年6月27日
まだデュオで精力的に活動中
ベースは個々で音楽プロデュース等を行っており、ホール&オーツで新曲を出すことはないようです。
しかしまだ 毎年、デュオで昔の曲を演奏するライブを精力的に行っています。2015年10月には来日公演も行いました。
Tickets on sale now! Get yours at https://t.co/4gayck7StQ
Tour starts May 1st!#hallandoates #train #getreadyforit pic.twitter.com/bzjlSfQYYg
— Hall & Oates (@halloates) 2018年1月29日
全盛期を過ぎるとバラバラになるデュオやグループも多い中、いまだに仲良くライブを行う凸凹コンビの姿を見るとほっくりします。