1967年のデビュー曲「青い影」が世界的大ヒットとなったプロコル・ハルム。1977年に解散→1991年再結成を経て2017年に結成50周年を迎えました。
歌詞が難解と言われる「青い影」。実は、新しいPVでは反戦ソングである旨を示唆しています。(文中敬称略)
「青い影」歌詞は意味不明、でも聴きたくなる
1年のうちに何回か、無性に聴きたくなる曲ってありませんか?
私の場合は、プロコル・ハルムの「青い影 / A Whiter Shade Of Pale」です。
邦題は「青い影」となっているが、原題の「shade」は「影」ではなく「色合い、色調」という意味であり、原題を訳すと「蒼白な」「白に近い色調」といった意味になる。
Wikipedia 青い影 より引用
PROCOL HARUM – A Whiter Shade Of Pale – promo film #2 (Official Video)
私は、このアルバム「青い影」の 「 A Whiter Shade Of Pale 」と「Homburg」の2曲を聴くのが、お決まりのパターンとなっています。
歌詞の解釈は難解で、諸説があります。私はほとんど歌詞の内容は気にせずに「音」だけに身を委ねている感じです。
もしかすると、深く考えすぎないから飽きず聴き続けられているのかもしれません。
プロコル・ハルム / Procol Harum とは?
プロコル・ハルムは1967年に結成。その音楽の特徴は・・・
R&B的要素とクラシック的要素を融合させた独特の音作りは、70年代のプログレッシブ・ロックの先駆をなしたとも評される
Wikipedia プロコル・ハルム より引用
デビュー曲の「青い影 / A Whiter Shade Of Pale」は世界中で大ヒット。
21世紀に入ってからこの曲の著作権を巡ってメンバー間の法廷闘争が起こります。しかし楽曲鑑賞にはノイズになるだけなので詳しくは書きません。
興味のある方は TA Pthe POP / プロコル・ハルムの名曲「青い影」にまつわるいくつかの逸話~ をご参照ください。
A couple of days ago I featured #MoodyBlues and today I pay homage to my favourite #ProcolHarum , precursor of #Prog with A Whiter Shade of Pale, released next week in 1967 pic.twitter.com/e8uMlgqGzz
— British Prog Rock (@BritishProg) May 5, 2018
プロコル・ハルムは1977年に解散の後、14年後の1991年に再結成します(1990年に亡くなったドラマー哀悼の意味もあったとのこと)。
そしてメンバーを変えながら今現在も活動をしています。
2017年には結成50周年を迎え、14年ぶりの新作もリリースしました。
Procol Harum: Still There’ll Be More (8 Disc Super Deluxe Box Set)
「青い影」は反戦メッセージ?
前述した「青い影」の歌詞の解釈について、ニューバージョンの公式PV(プロモーションビデオ)では戦争シーンを挿入することで「反戦ソング」であることを示唆しています。
▼ニューバージョンのPV▼
PROCOL HARUM – A Whiter Shade Of Pale – promo film #1 (Official Video)
“反戦歌”とする歌詞の解釈については、下のリンクの「Yahoo!JAPAN 知恵袋」のベストアンサー(ari********さん)が核心に近付いている感じがします。
Yahoo!JAPAN 知恵袋 より引用
ユーミンにも影響を与えたプロコル・ハルム
▼2012年に”憧れの”プロコル・ハルムと共演ツアーを行った松任谷由実