’70年~’80年代に大活躍したオリビア・ニュートン=ジョン。憧れのブロンドお姉さんがばっさり髪を切ったイメージチェンジは衝撃でした。1992年の乳がん治療後にがん研究センターの設立やチャリティーと積極的にがんの啓蒙活動を行ってきたオリビアは、今も闘病中なのです。(文中敬称略)
中高生時代の憧れ、オリビア・ニュートン=ジョン
まずは、オリビア・ニュートン=ジョン本人がTwitterで絶賛しているこの動画。映像作家 Eric Thigpen の手によるもので、オリビアの魅力が凝縮されています。
Thank you Eric Thigpen for the wonderful videos.https://t.co/xq1rljXTqb https://t.co/CuajU97aFP
— Olivia Newton-John (@olivianj) 2016年8月8日
My Ultimate Tribute to Olivia Newton-John
オリビア・ニュートン=ジョンの’70年代のポピュラー歌手時代
オリビア・ニュートン=ジョンは、1948年9月英国で生まれ、5歳のときにオーストラリアへ移住。
1966年に英国に戻り歌手デビューします。カントリー系の曲を中心に歌い、1971年以降にヒットを連発。
1975年にアメリカへ移住・・・実は、私はこの頃の曲をよく知りません。
カントリー音楽からポップ系へジャンルを広げて絶大な人気を獲得する〜という流れの美女系としては、21世紀のテイラー・スウィフト / Taylor Swift のようなイメージでしょうか。
#SNAPSHOTSUNDAY! #StevieWonder, #OliviaNewtonJohn, #EltonJohn, 1977. pic.twitter.com/s6MGbNihMv
— The Capitol Theatre (@capitoltheatre) 2016年1月24日
スティービー・ワンダー、エルトン・ジョンと
映画「グリース」(1978年)で魅了された。
オリビア・ニュートン=ジョンが強く印象付けられたのは、1978年のミュージカル映画「グリース」でした。
映画はヒットして多くの雑誌でスチール写真を目にすることになりました。ジョン・トラボルタもカッコいいですが、一際目立っていたのはブロンドヘアのオリビアです。笑顔が素敵でした!!
#Grease is still the gold standard of musicals. Who agrees? 🙋https://t.co/2PrDRFBrbI
— Grease (@GoGrease) 2018年4月14日
Throw your mittens around your kittens and away we go! #HandJive pic.twitter.com/3Q7CRc92pi
— Grease (@GoGrease) 2018年6月14日
こんなにキュートで、
Dear Producers, Thank you for adding “Hopelessly Devoted to You” to Grease at the last minute. Love, All girls who ever experienced heartbreak 💔 pic.twitter.com/GawszblW8x
— Grease (@GoGrease) 2018年4月27日
ワイルド(スタイル抜群!‼)
#FriendGoals 40 years and counting. #Grease40 pic.twitter.com/RetgqWlx5i
— Grease (@GoGrease) 2018年5月8日
A-wop-bop-a-loo-bop-a-wop-bam-boom! The Grease 40th Anniversary Editions are here! Get yours today on 4K UHD, Blu-ray and Digital: https://t.co/0aSAQejZNf pic.twitter.com/3OTAA20GiJ
— Grease (@GoGrease) 2018年4月24日
John Travolta And Olivia Newton John – You’re The One That I Want
Grease (1978) Trailer #1 | Movieclips Classic Trailers
映画「ザナドゥ」のサントラが大ヒット
そんなわけで、女優のイメージから認知したオリビア・ニュートン=ジョンでした。
そして「グリース」の2年後の1980年によく耳にするようになったのは「ザナドゥ(Xanadu)」でした。
この曲も映画のサウンドトラックです。映画自体の興行成績は良くなかったそうですが「ザナドゥ」を中心に曲が大ヒットしました。
¿Eres un nostálgico de los 80? ¿Quieres pasar una noche divertida? Baila al ritmo de la biopic de #OliviaNewtonJohn ¡REPUDIADA por la propia actriz!😱😱😂😂
A las 22:00h en COSMO.👉https://t.co/tfVyG3RmLz pic.twitter.com/TF9fGkaVK7— COSMO TV España (@cosmopolitan_tv) 2018年7月12日
「ザナドゥ」でもオリビア・ニュートン=ジョンはブロンドのロングヘアをなびかせながら演技をしています。
オリビア・ニュートン=ジョンが衝撃のイメチェン「フィジカル」
そして事件がやってきます。1981年に発表された「フィジカル」。
髪の毛はばっさりショートヘアにカットされ、ヘアバンドまでしちゃいます。極めつけはレオタード!
あの伝説の番組、小林克也の「ベストヒットUSA」で毎週放送される「フィジカル」のムービーを観てはドキドキしていました。
Olivia Newton-John – Physical
オリビア・ニュートン=ジョンの現在:がんとの闘い
オリビア・ニュートン=ジョンは1992年に乳がんと診断されます。化学療法や切除手術によって完治を宣言した後は、乳がんの啓蒙活動を積極的に行うようになりました。
乳房だけでなく、脇の下のリンパ節や胸の筋肉の膜などを切除する非定型的根治的乳房切除術や化学療法を受けたことを明かしている。
その後、オリビアは乳がんの啓蒙活動を行うようになり、オーストラリアのメルボルンに「オリビア・ニュートン=ジョン がん&ウェルネス・センター」を設立。
最新の治療を提供するだけでなく、研究のための寄付金を集めるチャリティーを開催したり、がん患者に捧げるアルバムをリリースするなど、「がんサバイバー」として数多くのがん患者に手を差し伸べてきた。
13年には姉のロナ・ニュートン=ジョンを脳腫瘍で亡くし落ち込んだものの、姉の名前をつけた基金を立ち上げ、さらに積極的に活動するようになった。
サイゾーウーマン 2017.06.02 オリビア・ニュートン=ジョンがん再発で、「大麻オイルで治療」宣言の娘に批難集中 より引用
2013年9月には「オリビア・ニュートン=ジョン がん&ウェルネス・センター」を設立します。
そして毎年チャリティーを開催する等、積極的に活動を行っています。
そんなオリビア・ニュートン=ジョン。残念なことに2017年5月に乳がんの転移・再発を公表しました。翌6月以降のコンサートもキャンセルして治療を続けています。