”ジャズ・ボーカル&ピアノの女王”ダイアナ・クラールの来日公演を聴きに行きました。東京の3日間はセットリスト(曲目)が日替わり!?でもジャズ界では珍しくないそうです。(文中敬称略)
ダイアナ・クラール東京公演(2019/11/7)を聴きに行った
カナダ出身ジャズ・ピアニスト、歌手の ダイアナ・クラール / Diana Krall の東京公演(11/5~7)の最終日を観に行きました。
3年ぶりのジャパン・ツアーです。
ダイアナ・クラール 3年振り来日公演決定!
BUNKAMURAオーチャードホールの座席
私の席は「1階32列9番」です。渋谷の BUNKAMURA オーチャードホールに行くのは、前月のシンディ・ローパーの公演※が初めてで、今回は2回目です。
※▶シンディ・ローパー東京公演ラストは”よよかちゃん”と共演!
BUNKAMURAオーチャードホールの公式サイトに座席表が掲載されているので、事前に座席の位置が分かります。
1階32列の席は、演奏者の表情までは分からない
ネット上の「良席情報」によると。ステージから近い1~5列目は、座席がフラットなためステージが見えにくく、音響面も考慮すると「11~16列あたりが良席」という意見が多いようでした。
この32列のシートは、かなり後ろの席です。(゜o゜;
入退場は2階からホール後方の出入口を使います。
BUNKAMURAオーチャードホール>座席表 より引用
段差があって前の人の頭は気にならないが人物は小さい
着席した目線の位置で撮影したステージの見え方は、下の写真のとおりです。
段差によって前の人の頭が邪魔になることはないものの、ステージの人の表情はハッキリとは分かりません。
1つ前の座席の人はオペラグラスを使ってステージを観ていました。
ジャズ・コンサートでは観客は立ち上がらない
ポップス系やロック系のコンサートでは、演奏開始時からスタンディングする人がいるので、周囲も仕方なく立ち上がる光景が見られます。
(山下達郎のライブでは「立ち上がるのは後半から」と常連さんお決まりのタイミングがあるようですが)
今日の公演は全員が座ったままです。そういえば数年前に日本武道館でノラ・ジョーンズを観た時も座ったままだったような気がします。
ジャズ・ボーカルをじっくり聴きたいときには座ったままの方が良いです。
あまりにも心地よくて、ときどきウトウトしてしまうが難点か(笑)
ジョニ・ミッチェルの誕生日を祝福
下のリンク先 RollingStone の記事に来日公演初日(2019/11/5)のレポートが掲載されています。
ダイアナ・クラール、東京公演でジョニ・ミッチェルの名曲をカバー#DianaKrall https://t.co/EFUyJKliWb
— Rolling Stone Japan (@rollingstonejp) November 6, 2019
記事のレポートには、ダイアナが ジョニ・ミッチェル / Joni Mitchell について語るシーンが書かれています。
ダイアナは「もうすぐジョニ・ミッチェルの誕生日ね」(11月7日)と語りかける。そしてジョニが元気であること、彼女からいかに影響を受けてきたか、尊敬しているかを伝え・・・
RollingStone 2019/11/06 | ダイアナ・クラール、東京公演でジョニ・ミッチェルの名曲をカバー より引用
今日もダイアナは「今日はジョニ・ミッチェルの誕生日なの」と言っていました。
ダイアナ・クラール も ジョニ・ミッチェル も同じカナダの出身なのですね。今まで気がつきませんでした。
セットリストは決まっていない!?
また、何と今回のコンサートではセットリスト(曲目と順序の一覧)は用意されておらず”日替わりメニュー”となるらしいです。
「ジャズの世界ではよくある」と・・・知りませんでした。
見事な曲順、構成で楽しませてくれた初日のステージだったが、ジャズの世界ではよくあることとして、セットリストは事前に用意されておらず、そのときのダイアナの乗り、気分でレパートリーが決まったのだという。
RollingStone 2019/11/06 | ダイアナ・クラール、東京公演でジョニ・ミッチェルの名曲をカバー より引用
確かに、RollingStoneのレポートに書かれている曲は、今日の曲と違うような気がします。
私はどちらかと言うと、記事になっている初日のセットリストの方が好きな曲が多くて良かったかな・・・と思います。
まあ、こればかりは仕方がありません。ヽ(´o`;
今日のフランク・シナトラのナンバーは”All or Nothing at All” ではなく ”Night And Day” でした。
Diana Krall – Night And Day (Live On Jimmy Kimmel)
▼ダイアナ・クラールの最も売れたアルバム(2001年)