音楽関係の記事をスピンアウトしました ← バブル世代ど真ん中
▼スポンサーリンク▼

クリストファー・クロス | 「セイリング」グラミー賞の偉業は空前絶後

当ページのコンテンツにはプロモーションが含まれています

サマーソングと言えば外せないのは、クリストファー・クロスのセイリング(Sailing)。1980年初頭の存在感は圧巻でした。グラミー賞の主要4部門制覇はいまだに他の誰もなしえない偉業となっています。幼少期に日本に住んでいた彼は毎年来日公演を行っています。(文中敬称略)

’80年代に彗星のように現れたクリストファー・クロス Christopher Cross

「ハイトーンボイス」×「おっさん然としたルックス」・・・デビュー当初は素顔を公開していなかったため、なおさらそのギャップが話題となっていました。

1979年、アルバム『Christopher Cross』(邦題『南から来た男』)でデビュー。

デビュー時はコンサートもせず、素顔を公開していなかった。これはクリストファー自身の意向によるものであった。

天使のようなハイトーンボイスで一躍AORを代表する歌手となる。

Wikipedia ー クリストファー・クロス より引用

Christopher Cross CBS Sunday Morning Interview

デビュー曲「風立ちぬ」(1979年) Ride Like The Wind Promo Video 1980 Christopher Cross

1981年、グラミー賞の主要4部門を制覇する偉業を達成

グラミー賞とは世界で最も権威のある音楽賞のひとつで、次の有名な賞と同列に扱われています。

  • テレビ・・・エミー賞
  • 舞台・・・トニー賞
  • 映画・・・アカデミー賞

そのグラミー賞の中でも「主要4部門」と言われている賞は次の4つ。

  • 最優秀レコード賞:Record of the Year
  • 最優秀アルバム賞:Album of the Year
  • 最優秀楽曲賞:Song of the Year
  • 最優秀新人賞:Best New Artist

クリストファー・クロスは1981年、このグラミー賞の主要4部門の全てを受賞しました。

 

受賞曲は「セイリング Sailing」

 
 

受賞アルバムは「Christopher Cross(邦題:南から来た男)」

 

主要4部門の制覇はクリストファー・クロスだけ!!

下表のとおり、グラミー賞の歴史の中でも、主要4部門を制覇したのは、後にも先にもクリストファー・クロスのみ(2018年現在)です。

2012年、2017年とアデルが3部門を獲得していますが、もはや新人賞は獲得できません。肉薄したのは、2003年のノラ・ジョーンズと2008年のエイミー・ワインハウス。最優秀新人賞+2部門で惜しくも及びませんでした。

いかに達成困難な偉業であるかが分かります。

グラミー賞「主要4部門最優秀賞」の複数受賞の歴代アーティスト

アーティストレコード賞アルバム賞楽曲賞新人賞
1959ドメニコ・モドゥーニョ  
1960     
1961     
1962ヘンリー・マンシーニ  
1963     
1964ヘンリー・マンシーニ  
1965ジョアン・ジルベルト & スタン・ゲッツ  
1966     
1967フランク・シナトラ  
1968     
1969     
1970     
1971サイモン&ガーファンクル  
1972キャロル・キング 
1973     
1974     
1975     
1976     
1977     
1978     
1979ビリー・ジョエル  
1980     
1981クリストファー・クロス
1982     
1983TOTO  
1984マイケル・ジャクソン  
1985     
1986USAフォー・アフリカ  
1987     
1988     
1989ボビー・マクファーリン  
1990     
1991     
1992ナタリー・コール  
1993エリック・クラプトン 
1994ホイットニー・ヒューストン  
1995シェリル・クロウ  
1996シール  
1997     
1998     
1999ローリン・ヒル  
2000サンタナ  
2001U2  
2002アリシア・キーズ  
2003ノラ・ジョーンズ 
2004     
2005     
2006U2  
2007ディクシー・チックス  
2008エイミー・ワインハウス 
2009ロバート・プラント & アリソン・クラウス  
2010     
2011レディ・アンテベラム  
2012アデル 
2013ファン  
2014ダフト・パンク  
2015サム・スミス  
2016     
2017アデル 
2018ブルーノ・マーズ 
 

アカデミー歌曲賞を受賞「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」

1981年、クリストファー・クロスは、映画「ミスター・アーサー(Arthur)」の主題歌「ニューヨーク・シティ・セレナーデ(Arthur’s Theme (Best That You Can Do))」でアカデミー歌曲賞を受賞します。

 
 

幼少期に日本で暮らしたこともあるクリストファー・クロス、2004年から毎年来日公演

クリストファー・クロスは5才~9才の幼少期に、日本の代々木に住んでいたことがあるとのこと。

5歳~9歳の幼少期に、軍医だった父親の仕事の関係で日本(東京代々木)に住んでいたことがある。

Wikipedia ー クリストファー・クロス より引用

 

日本に住んでいた影響もあるのでしょうか? クリストファー・クロスは2004年から毎年来日してコンサートを開いています。

 

2012年からは毎年3月か4月ビルボードライブの東京と大阪でのライブが恒例となっています。秋以降に要チェックです。

Billboard-Live|ビルボードライブ
世界標準のライブレストランBillboard Live(ビルボードライブ)の公式サイトです。各店のスケジュールチェックとオンラインでのチケット購入などをおこなうことが出来ます。
 

クリストファー・クロスの来日公演の実績

スケジュール:会場
1980年11月3,7日:中野サンプラザ、6日:名古屋市民会館、10日:フェスティバルホール
1983年2月1-3日:日本武道館、6日:福岡サンパレス、7-9日:フェスティバルホール、10日 静岡市民文化会館、11日:神奈川県民ホール、14日:宮城県スポーツセンター、15日:愛知県体育館
1986年8月2日:よみうりランドイースト(グレン・フライとのジョイントライブ)
2002年3月2日:東京国際フォーラム(エア・サプライとのジョイントライブ)
2004年1月:渋谷DUO Music Exchange、11月25日:ブルーノート大阪
2005年10月31日,11月2日:ブルーノート東京
2006年9月27-30日:ブルーノート東京、10月2日:ブルーノート大阪
2007年11月21-22日:ビルボードライブ東京 23日:ビルボードライブ大阪、25,26日:ビルボードライブ福岡
2008年10月20日:ビルボードライブ福岡、22,23日:ビルボードライブ東京、24,25日:ビルボードライブ大阪
2009年4月1日:ビルボードライブ福岡、3-5日:ビルボードライブ東京
2010年1月29,30日:ビルボードライブ大阪、2月1-3日:ビルボードライブ東京、2月4日:金沢市文化ホール
2011年1月4日、5日: 名古屋ブルーノート、1月7日-10日: ブルーノート東京、1月12日: コットンクラブ(東京)、1月13日: モーション・ブルー・ヨコハマ
2012年3月6日、7日: ビルボードライブ大阪、3月9日、10日、11日:ビルボードライブ東京、3月12日: 横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ
2013年4月23日: かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール、4月25日、26日、27日: ビルボードライブ東京、4月29日、30日: ビルボードライブ大阪
2014年4月24日、25日、26日: ビルボードライブ東京、4月28日、29日: ビルボードライブ大阪
2015年4月26日、27日: ビルボードライブ大阪、4月29日、30日、5月1日: ビルボードライブ東京
2016年4月25日、26日: ビルボードライブ大阪、4月27日、28日、29日: ビルボードライブ東京
2017年3月1日、2日: ビルボードライブ大阪、3月4日、5日:東京国際フォーラム(ジョイントライブ)、3月7日: ビルボードライブ東京
2018年4月24日、25日: ビルボードライブ大阪、4月27日、28日、29日: ビルボードライブ東京
 
タイトルとURLをコピーしました