アメリカのロック・ポップスグループ「フォー・シーズンズ」は、1960年代に圧倒的な人気を誇り、ビートルズ以前に最も人気があったバンドとも言われています。私が知ったきっかけは、ビリー・ジョエルがヒットさせたオマージュ曲 ”アップタウンガール / Uptown Girl” でした。(文中敬称略)
フォー・シーズンズの”ヨウガクベスト1300”CDを購入
先日、The Four Seaseons / フォー・シーズンズ のヨウガクベスト1300(ベストアルバムCD)を買いました。
どことなく懐かしいものの、いまもって唯一無二の斬新なミュージック。たいへん楽しめます。
コスパ最高!!ヨウガクベスト1300シリーズ
ちなみに、このヨウガクベスト1300シリーズ(ワーナーミュージック・ジャパン)はオススメですよ。
高音質で、歌詞カードやライナーノーツも充実していて、コストパフォーマンスが素晴らしい。
驚異の裏声”フランキー・ヴァリ”率いる大人気グループ
リード・ヴォーカル Frankie Valli / フランキー・ヴァリ の驚愕のファルセット(裏声)が印象的なバンド The Four Seaseons / フォー・シーズンズ 。
1960年代に絶大な人気を誇り、イギリスから The Beatles / ビートルズ という黒船が来襲するも、The Beach Boys / ビーチ・ボーイズ とともにアメリカン・ポップスの面目を保っていたのでした。
THE 4 SEASONS “Let’s Hang On” on The Ed Sullivan Show
フォー・シーズンズを知ったきっかけはビリー・ジョエル
実は、私がフォー・シーズンズを知ったきっかけは、アメリカのシンガソングライター Billy Joel / ビリー・ジョエル の曲でした。
ビリー・ジョエルの1983年の大ヒットアルバム Innocent Man / イノセント・マン のレコードB面1曲目に収録されていた Uptown Girl / アップタウンガール です。
Billy Joel – Uptown Girl (Official Video)
アップタウン・ガールはフォー・シーズンズへのオマージュ
アップタウン・ガールの曲は、下のWikipediaの記載にあるように、フォー・シーズンズへのオマージュとされていました。
さすがにフランキー・ヴァリのファルセット(裏声)をそのまま再現するのは難しいものの、フォー・シーズンズの曲と比べながら聴くと「なるほどー」と感じます。
この曲は、ジョエルが音楽を意識しだした頃であろう1960年代初頭のニューヨーク・シーンにおいて、ホワイト・ドゥーワップグループとしてヒットを連発していたフォー・シーズンズのスタイルを踏襲している。
特にメロディラインの節回し、ジョエル自身による多重録音コーラス、ファルセットの使い方などにおいて実に忠実にフォー・シーズンズのスタイルが再現されており、ジョエルのフォー・シーズンズへのオマージュと位置づけることができる。
アップタウン・ガール Wikipedia より引用
フォー・シーズンズの大ヒット曲を聴いてみよう
実際にフォー・シーズンズの大ヒット曲を3つ紹介しておきましょう。
1962年にグループ初の大ヒット曲 Sherry / シェリー に始まり、連続で全米No.1を獲得した3曲です。
1962年~1963年の3曲連続で全米No.1の大ヒット
Sherry / シェリーは、1962年にグループ初のヒット曲となり実質的なデビューシングルとも言われます。
The Four Seasons – Sherry / シェリー (1962年)
Big Girls Don’t Cry / 恋はヤセがまん はライナーノーツによると「テレビで流れていたクラーク・ゲーブルの映画で耳にした台詞をヒントに書いた曲」。
The Four Seasons – Big Girls Don’t Cry / 恋はヤセがまん (1962年)
Walk Like A Man / 恋のハリキリボーイ によって、フォー・シーズンズはデビュー・ヒットから3曲連続で全米No.1という史上初の快挙を成し遂げました。
The Four Seasons – Walk Like A Man / 恋のハリキリボーイ (1963年)
フランキー・ヴァリの最後の来日公演は2019年9月
実は、リード・ヴォーカルのフランキー・ヴァリは2019年9月前半に「最後の来日公演」と銘打ってコンサートを行っていたのですよね。
私は、情報に気がつくのが遅くて観に行けませんでした。残念無念ヽ(´o`;